FP2級試験の全体像|6分野・学科技能検定・合格基準

FP2級は学科試験と技能検定の両方合格が必要な国家資格級の技能検定です。CBT通年・6分野60問120分・技能検定90分—合計210分前後—が基本形です。本記事では試験の全体像を1枚に整理し、詳細記事へ進む前の地図として使える構成にします。

この記事の信頼性について

執筆FP2級マスター編集部(資格学習サイトの編集チーム)
確認公式情報確認担当(公開前に一次情報との照合を行う担当者)
事実確認日2026-06-16
主な参照元

1FP2級試験の構成—学科と技能検定の2本立て

FP2級(日本FP協会CBT)は、学科試験と技能検定の両方に合格して初めて総合合格—合格証書交付—となります。学科は四答択60問120分・60点満点36点以上。技能検定は40問90分・100点満点60点以上—60%ラインです。初回申込の基本は学科+技能検定セット11,700円(非課税)—決済手数料別—の同日2部制で、合計210分前後(学科120分→休憩→技能検定90分)が標準的な体験です。

区分時間形式合格基準
学科試験120分四答択60問36点以上
技能検定90分選択+記述40問60点以上
総合合格両方必須上記を同時に満たす

試験要綱PDFが形式・合格基準の正本—申込前に必ず最新版を確認してください。

26分野(6科目)—学科120問の地図

学科は次の6分野から出題されます。科目別の足切りはありませんが、おおむね各分野9〜11問前後—バランスよく60問—が目安です。

分野主な内容
ライフプランニングと資金計画キャッシュフロー・老後資金・6つの係数
リスク管理生命保険・損害保険・社会保障
金融資産運用株式・債券・投信・ポートフォリオ
タックスプランニング所得税・住民税・控除
不動産法令・取引・税金・収益還元
相続・事業承継相続税・贈与税・事業承継

2級は3級より条文の深さと計算ステップが増えます。例えばタックスと相続で演習時間を週2時間多めに配分すると、120問通しの正答率が安定しやすくなります。分野別の詳細は当サイトの用語解説154語と学科過去問の分野タグで横断確認できます。

3CBT通年・受検資格・2団体の位置づけ

2025年4月以降、日本FP協会・金融財政事情研究会(きんざい)ともFP2級はCBT通年受験—休止期間を除き空席予約—が基本です。受検資格は次のいずれか1つ—全部そろえる必要はありません。

ルート内容
3級合格FP3級合格番号で申込
実務2年FP業務に関し通算2年以上
AFP修了協会認定AFP認定研修修了

本サイトの学科過去問120問は協会公表分です。きんざいを選ぶ場合は技能検定が事例5題・4種選択—と形式が異なります。例えば保険営業ならきんざい生保顧客、汎用FP志望なら協会資産設計—とルートを先に決めてから教材を揃えてください。2団体の比較は関連記事「FP2級は日本FP協会と金融財政教育協会、どちらを選ぶ?」、資格要件は「FP2級の受検資格は?」も参照してください。

4合格基準・一部合格・再受験の仕組み

総合合格は学科36点以上かつ技能検定60点以上—どちらか一方だけでは不合格です。一方だけ基準を超えた場合は一部合格—未達科目のみ再受験—となり、学科のみ5,700円前後・技能検定のみ6,000円前後—の再申込が可能です。再予約は前回の合格発表日の翌日以降—CBT-Solutionsで空席を確保します。

判定学科技能検定次の一手
総合合格36点以上60点以上合格証書待ち
一部合格36点以上59点以下技能検定のみ再受験
一部合格35点以下60点以上学科のみ再受験
不合格両方未達弱点集中後に再申込

当日渡されるスコアレポートは得点のみ—正式な合否は合格発表日10時以降です。詳細は関連記事「FP2級の合格点・基準点は?」「FP2級に落ちたら?再受験の間隔と弱点の潰し方」「FP2級の合否・結果発表はいつ?」も参照してください。

5学習200時間の見取り図—当サイトとの対応

独学の安全ラインは200〜300時間—学科7割・技能検定3割—です。

フェーズ内容目標
インプット第1〜10週6分野テキスト+一問一答用語の土台
学科演習第11〜15週当サイト学科週30問120問1周
学科通し第16〜18週120分60問×2回70%×2回
技能検定第13〜20週公式テキスト事例90分65点×2回
仕上げ第19〜20週120分+90分連続通し本番持久力

当サイトは学科過去問120問(2025・2026各60問)と用語154語を公開—技能検定形式の演習は未公開のため公式テキストが必須です。例えば第18週時点で学科42点×2回・技能検定65点×2回を記録・分析タブで確認してから11,700円申込する流れが現実的です。

6詳細記事への導線—何をどこで深掘りするか

全体像を押さえたら、次の順で詳細記事へ進むと迷いません。

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試験日程・CBT予約FP2級の試験日程はいつ?
手数料・再受験コストFP2級の受験料・手数料はいくら?

例えば初めて2級を調べる人は、本記事→受検資格→学科120問演習→技能検定4週—の順が最短ルートです。3級から進む人は関連記事「FP2級は難しい?3級との差とつまずきやすい論点」で追加200時間の体感差も先に確認しておくと計画が立てやすくなります。

7よくある質問

FP3級とFP2級の試験構成は何が違いますか?
最大の差は学科の時間と技能検定の分量です。3級は学科60問90分・技能検定20問60分—2級は学科120分・技能検定40問90分—合計210分前後の持久力が2級で必要になります。合格比率はどちらも学科60%・技能検定60%が目安ですが、2級は出題の深さと計算量が増え、独学200〜300時間が安全ラインです。3級70%で合格しても2級初回演習55〜60%は珍しくありません。
学科だけ先に受けて、技能検定は後日にできますか?
CBTでは学科と技能検定を別日に予約できる場合があります—ただし初回はセット11,700円で同日2部制を選ぶ人が多いです。学科だけ先に受けて一部合格—後日技能検定6,000円前後—という段階受験も可能ですが、学科の知識が冷えるリスクがあります。例えば学科42点で技能検定58点なら、4週以内に技能検定集中—再予約は合格発表翌日以降—が合理的です。詳細は「FP2級の学科と技能検定の違い」を参照してください。
6科目のうち1科目を捨てても合格できますか?
科目別足切りはありませんが、1科目を完全放棄すると他科目で高得点が必要になります。例えばタックス10問中3問しか取れないなら、残り50問で33問—66%—が必要です。2級は深い出題のため「捨て科目」戦略は非推奨です—当サイト学科過去問で6分野別正答率を記録・分析タブに入力し、50%未満の分野から週4時間を先配分してください。

記事の基本情報

ジャンル学科・実技の違いと対策
タグ試験形式 / FP2級 / CBT / 6科目

公式情報の確認

公式情報の確認:ファイナンシャル・プランナー試験(FP2級)の最新情報は、日本FP協会(公式)などの公式情報を必ず確認してください。本人に割り当てられた試験会場は受験票の表記が正本です。