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ファイナンシャル・プランナー試験(FP2級) 過去問 令和7年度(学科) 第60問(相続・事業承継)
問題
非上場企業の事業承継対策等に関する次の記述のうち、最も不適切なものはどれか。
選択肢
- (1) 株式の発行会社が、経営者以外の少数株主が保有する自社株式を買い取ることにより、当該会社の株式の分散を防止または抑制することができる。
- (2) 経営者への役員退職金の原資を準備する方法として、契約者(=保険料負担者)および死亡保険金受取人を法人、被保険者を経営者とする終身保険などの生命保険に加入することが考えられる。
- (3) 「非上場株式等についての贈与税の納税猶予及び免除の特例」の適用を受けるためには、特例承継計画を策定して、所定の期限までに都道府県知事に提出し、その確認を受ける必要がある。
- (4) 「非上場株式等についての贈与税の納税猶予及び免除の特例」の適用を受ける場合、当該非上場株式等の贈与について相続時精算課税制度を選択することはできない。
正答
正答は (4) です。
解説
他の選択肢
(1、2)
いずれも、単体では適切な記述に当たります。本問は「最も適切でないもの」を選ぶ形式のため、正答は(4)です。四肢を比較し、最も不適切な一つだけを選びます。
(3)
(3)「「非上場株式等についての贈与税の納税猶予及び免除の特例」の適用を受ける…」は一見もっともらしいですが、正答(4)「「非上場株式等についての贈与税の納税猶予及び免除の特例」の適用を受ける場合、当…」ほど学習・制度・実務の観点で問題がある記述ではありません。「最も適切でない」形式では、正しそうな肢が複数あることがあります。各肢の主語・客体・数字・期限・手続の順序が設問条件と合うかを確認し、最も不適切な一つだけを選びます
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